タイラバのタックル選び①
2023.11.06
タイラバのタックルもピンキリで
種類も多い故に悩まれる方もしばしば・・
今日はタイラバタックルの選択について
少し解説させて頂きます
まずはPE、リーダーの解説
私のガイドするフィールドは玄界灘で
9月〜11月はミドルレンジ50m〜70m
それ以外の季節は
ほぼディープレンジ70m〜120m
ドテラで船を流すので、潮が早い時は
ラインがどんどん放出されます
ドテラで流すメリットはラインを上手く潮に
絡ませ海中で上手くタイラバヘッドやネクタイを
潮に馴染ませドリフトさせること
船の上から見ると真っ直ぐラインは
放出されているように感じますが
海中では底潮、中潮、上潮の流れるスピードが
バラバラなので直線軌道ではありません
凧上げの連凧をイメージしてください
私的に海中ではこれに水圧がかかりますので
更に曲線を描くとイメージしてます
ラインが上手く潮に馴染むような
PEやリーダー、タイラバヘッドの重さ選びが
大物ヒットの重要な要素になります
これがドテラタイラバの1丁目1番地
PEは?
できるだけ細く強度のある物を選びます
細ければ細いほど感度も上がり
潮受けも良いですが、強度の問題が出ます
メンテナンスの観点から私は1号を推奨
4本編みの物より8本編みの方が強度が増します
ここはケチらず8本編みを選びましょう
色んなPEを使いましたが
しなやかさ、細さ、強度の観点から
私はSUNLINEのPE JIGGER1号を使ってます
リーダーは?
リーダーはクッションの役割を果たしますので
長すぎると感度が鈍るので
3ヒロは最低でも取りましょう
ナイロン製のものの方がしなやかですが
強度の観点から3号〜5号の
フロロカーボン製が主流です
PEの巻数
ディープドテラのメリットであるラインの放出
あくまで個人的な意見ですが
風が強く早く船が流される時、
潮が早く潮流が強い時の放出目処は
水深の2倍までと考えております
水深80mの場合は約160m
100mの場合は約200m
あまり放出し過ぎると当たりが取れません
200m放出を想定するならば
PEラインは300m巻く事をお勧めします
釣行後のラインのメンテナンス
釣行後リールを洗うのは常識ですが
スプールが取り外せる物は必ずラインの
潮抜きを行った方がPEは長持します
釣行回数にもよりますが、PEが傷む前に
裏返しで巻き直すと更に長くPEを使えます
また、あまり知られてませんが、
PEラインは紫外線に弱い!
塩害、紫外線対策にも
PE ラインコートスプレーの
活用を強くお勧めします
私はこれを使ってます
スプレー前
スプレー後
スプレーによって保護されているのが
見てわかり、釣行中も水分を弾きます
1本1000円くらいで当分使えますので
タックルボックスに1本ですね!
タイラバタックル選び〜ラインの重要性〜
簡単ですが解説させて頂きました
私的な意見も入ってますが参考にされて下さい
次回はタイラバフック選びを解説させて頂きます